02-01

ハウスメーカー選び

ウェルズホームさんに決めるまでを書く。

00【はじめに】 10【完成見学会】
01【ずっと昔】 11【完成見学会2】
02【ウェルズホームさん】  
03【スウェーデンハウスさん】  
04【構造見学会】  
05【セルコホームさん】  
06【構造見学会2】  
07【スモリの家さん】  
08【体験施設】  
09【現場見学】  

00【はじめに】

家作りといったら、すっごいお金がかかるのに知らないことだらけで、とっても不安になることがある。
ハウスメーカーが、「一部上場の大手ハウスメーカーだ!」っていうだけでは安心できない。大手とかそういう問題じゃない。自分たちの知らないことを、「知らない人」に任せることが怖い。
「この会社なら大丈夫だ!」とか「この人なら任せても大丈夫だ!」って思える何かを得られれば、少しは安心できると思う。こんなに心配性になったのは、今まで色々な経験をして来たからだが。。。

じゃあ「家を建てる前に」その信頼関係みたいな物を作るにはどうすればいいのか?と言うと、ハウスメーカー各社の構造見学会、完成見学会にできるだけ参加し、自分たちの目で確かめるしかない。

家の構造は?営業マンの対応は?現場はきれい?大工はどんな人?ちゃんと仕事してる?などなど。。。

礼儀知らずな営業マンもいれば、散らかった現場もあった。
まともに釘を打たない大工もいれば、構造的欠陥がある家もあった。

家作りを通して改めて「自分は、こんなにも心配性で、臆病な性格だったのか」と再認識させられた。

ウェルズホームさんに決めるまでの、長〜い道のりを書いてみた。


01【ずっと昔】 

土地探しを始めたのは、2003年9月。もう1年も前になる。土地、建物に関する知識や相場など何も知らない状態。この頃は、まだ「怖いもの知らず」だった。親との同居を考えて、2世帯住宅が建てられる広さの格安物件探しから始まった。

2003.09 不動産屋さん回りを始める。この頃は2世帯住宅を考えて70坪以上の物件を探していた。
Oさんから借地を紹介してもらい、申込予約金として150万円を渡す。
2003.11 両親を四国から呼んで、自分たちが探し出した物件をいっしょに見て回る。
結論として、「すぐ同居はありえない。まずは自分たちだけの家を建てなさい」ということになる。
2世帯住宅は廃案。
2003.12 Oさんから競売物件700坪!を紹介される。
ダイワハウスさんの分譲地フローラルアベニューを見学する。
Oさんに競売物件の断りを入れる。
ダイワハウスさんが見積りを持って来る。
2004.01 Kホームさんを訪問する。建築条件付きの土地を紹介される。
ダイワハウスさんと打合せ。間取り案を提出する。
Kホームさんの土地を見る。
Kホームさんに、金額うそつかれる。
ダイワハウスさん、Kホームさんから見積りをもらう。
Kホームさんの土地の登記簿入手と、Kホームさんの調査を行う。
Kホームさんに断りを入れる。
この間 しばらく中断。Oさんに断りを入れる。
2004.04 Oさんから、やっと150万円が戻る。
2004.05 ダイワハウスさんの完成見学会に出かけ、断りを入れる。

ウェルズホームさんを訪ねるまでを、駆け足で振り返るとこんな感じ。。。
これ以外にも、いろんな不動産屋さんから土地の情報をもらい見て回った。我ながら、ホンマに見境無くあっちこっちに声を掛けている。不安な思いをしたのは、自業自得かも知れない。

今、思い返すと、やっぱりOさんの存在が大きかった。
何にも知らない自分たちに、いい意味でも悪い意味でも色んな影響を与えてくれた。ベテランだし話もうまい。この人の話を聞いてると、なんだかすぐその気になってくる。借地を紹介され遠い親戚だと分った時は、運命的な物も感じお金を預けた。しかし、実体がよく分らない。結局、お金はちゃんと戻ってきたので損はしなかったけど、戻ってくるまでストレス溜まったよ〜。

それとKホームさん。ここも自分たちを不安にさせてくれた。
建築条件付の土地を紹介され、良い土地だったので図面修正を何回かしてもらって話が進んだが。。。金額がコロコロ変るし、抵当権が付いた土地なのに重要事項説明もしないで契約をせまるし、あの会社では建てられない。まあ、ここのおかげで、「土地よりも先に、まず信頼できるハウスメーカー選びをしよう」という気になり、近隣の2×4のハウスメーカーに絞って再検討することにした。

そんなこんな色々あってから、ウェルズホームさんと出会う。

02【ウェルズホームさん】  2004.05

ウェルズホームさんを訪ねた。営業は成田君。素直で優しい感じを与えてくれる。成田君との出会いは、思い出深い。
自分たちは以前から、街中でいいなあ〜と思った家をデジカメに撮って集めていた。その中には、車庫付きの白いサイディングの家があった。モデルルーム内にあったパンフレットを見ていると、その見覚えのある白い家が載っていた。

「あっ、この家、ウェルズホームさんが建てたんですか?いいなあ〜と思って写真撮っていたんですよ」

「あっ、それ、僕んちです」

その白い家は、成田君の家だった。ウソみたいな本当の話。


03【スウェーデンハウスさん】  2004.05

スウェーデンハウスさんを訪ねた。
木製回転サッシにビックリ。全棟C値測定をしてお渡しするなど、性能には自信があるらしい。
イメージビデオをもらって帰り、見てみるがイメージしかわからん。高級そう。。。


04【構造見学会】  2004.05

ウェルズホームさんの構造見学会に参加した。
初めての構造見学だったので、これが普通なのかどうかよく分からなかったが参考になった。木をたくさん使うなあと思った。
自分が「あれ見せて、これ見せて」と、わがままを言っても、成田君はズボンを汚してまで丁寧に説明をしてくれた。


05【セルコホームさん】  2004.05

セルコホームさんを訪ねた。
カナダの輸入住宅で実績ナンバーワン。直営店なのは安心できる。説明もきちんとしていて、紳士的。いい印象を受けた。


06【構造見学会2】  2004.05

セルコホームさんの構造見学会に参加した。
ウェルズホームさんよりも、使っている材料がよく感じた。2×6工法なので断熱材もあきらかに分厚い。細かいとこまで仕事していて、現場もきれい。好印象だ。

同日、ウェルズホームさんの基礎工事の現場を見学した。うちのすぐ近く。
もうコンクリートを打ち終り、レベラーを流し込んでいる状況だった。アンカーボルトは田植え方式だったが、きれいに打ってあった。

同日、スウェーデンハウスさんの完成見学会に参加した。
営業マンの態度がダメですね。


07【スモリの家さん】  2004.06

スモリの家さんを訪ねた。2×4ではないが、有名社長の特殊な工法を採用しており、とても気になる。営業も一生懸命で好感が持てる。
翌日、さっそく基礎現場を見学させてもらう。
基礎断熱工法で、迷路のように細かく基礎が打たれている。仕上はちょっと雑に感じたが、他社との差は歴然。丈夫な家になりそうだ。

同日、スウェーデンハウスさんの構造見学会に参加した。
散らかった現場。前回の営業マンの態度といい、ダメです。はい、消えた。


08【体験施設】  2004.06

仙台にあるスモリの家さんの体験施設を見学した。
地震、台風、結露、瓦、車椅子など、普通はなかなか体験できない事が体験できる。ここは一見の価値あり。かなり洗脳されます。


09【現場見学】  2004.06

前回、基礎工事を見学したウェルズホームさんの現場に進展あり。今日からパネル組が始まった。うちから近いので、毎朝、現場をデジカメチェックして出社することにした。もう外壁は、ほとんどできている。

翌日、屋根がかかり、外壁には防水シートが貼られる。現場の後片付けもきれい。

翌日、シロアリ駆除の薬品が塗られた。

翌日、玄関、サッシが取り付けられて中が見えなくなったので、毎朝の写真撮影は終了。
ここまで、ほんとに速い。こんなに速いとは思わなかった。新潟の工場であらかじめ組立して来るらしい。実際にパネルを立ち上げる現場を見学できなかったのが残念。


10【完成見学会】  2004.06

ウェルズホームさんの完成見学会に参加した。
最初に構造見学をした家がもう完成した。とってもきれいで、うらやましかった。

同日、スモリの家さんの構造見学会に参加した。
よくない印象。大工がいい加減だし、代わりの営業マンの説明もダメ。はい、消えた。


11【完成見学会2】  2004.07

セルコホームさんの完成見学会に参加。
イメージが違った。構造見学会の時は好印象だったんだけど。はい、消えた。


実際は、これ以外にも他のハウスメーカーさんの展示場や構造見学会に顔を出したが、主だったものを挙げるとこんな感じ。ライバルが次々と消えていく中、ウェルズホームさんが勝ち残った。セルコホームさんと、どちらにするかは最後まで悩んだけどね。

各ハウスメーカーに見積りを出させて、金額で決めるというようなことはしなかった。あくまでも営業マンの態度、建設現場、完成物件を見て自分たちが受けた印象で決めたかったからだ。

どこかのホームページに書いてあった。不動産選びは「ウマ・ソリ・ピン」だと。。。「ウマが合う。ソリが合う。ピンと来る。そんな業者から買いなさい」と、教えていた。案外、そういう物なのか。。。


「ハウスメーカー選び」おしまい。

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