02-17

工事内容11

工事内容11-ルーフィング張り〜1階屋根張り

00【登場人物】
01【ルーフィング張り】
02【サッシ取付】
03【1階屋根張り】

00【登場人物】

ウェルズホーム 美輪さん兄 棟梁
美輪さん弟 棟梁と双子の大工

01【ルーフィング張り】  2004.11

さすがに今日は立ち会えなかったが、2階の屋根にも構造用合板が張られ、1、2階の屋根にアスファルトルーフィングが張られていた。商品名マルエス カラールーフ。

アスファルトルーフィングは、屋根の下から順に上へ向かって重ねて張る。その重ね代は、公庫仕様書P112によると上下100mm、左右200mm必要。上下方向は、製品にあらかじめ黒いラインが付いているのでそれに合わせて施工すれば良いようになっている。それぞれメジャーで測定した。問題なし。
止め付けは、タッカーと呼ばれるホッチキスのでっかい物で行う。止め付け間隔は300mm内外となっている(同P112)が、もっとせまいピッチで打っている。やたらめったら多い気がしたが、多い分には問題ないでしょ。また左右の重なり部分は、白いテープで補強してあった。丁寧な仕事だ。

また、1階屋根の壁面との取り合い部分は、250mm以上立ち上げる(同P112)必要がある。これもメジャーで測定。問題なし。

1階屋根ルーフィング 2階屋根ルーフィング
1階屋根 2階屋根

また、株式会社ピコイによるシロアリ防腐処理がされていた。色が付いているので分かり易い。公庫仕様書P48によると、地面からの高さ1m以内に薬剤を処理するとなっているが、建物の床から1m以内まで処理されていた。特に、ユニットバスの部分は1階天井まで処理していた。ちとやり過ぎ。まあいっか。

シロアリ防腐処理写真 シロアリ防腐看板写真
室内の防腐処理 処理済みの看板

02【サッシ取付】  2004.11

玄関を除くサッシが取り付けられた。トステムのマイスターUで、ペアガラス樹脂サッシが標準。
サッシとマグサ受けにある10mmほどの隙間は、あとで発泡ウレタンを流し込んで埋めるとのこと。高気密にするための手段だ。

ユニットバスのサッシは、もっと大きな隙間が開いている。窓スリーブが入るためだ。隙間を確保するため、木材をはさんで調整していた。

サッシ取付写真 ユニットバスサッシ写真
サッシ取付 ユニットバスのサッシ

屋根にはアスファルトルーフィングも張られたし、サッシも取り付けられたので、室内が雨に濡れる心配は無くなった。土台設置からここまで、ずっと晴れ続きだったので、全く雨に濡れていない。本当にラッキーだ。棟梁も「ついてるね」と言っていた。


03【1階屋根張り】  2004.11

1階部分の屋根が張られた。屋根材は、ガルバリウム鋼板 ウッドピースグランデ 板厚0.35mm。1枚に何本の釘を打っているか不明(たぶん2本)だが、きちんと千鳥に張られていてきれい。壁との取り合い部分も250mm立上っており問題なし。いつもより多めに立ち上げたそうだ。また釘を打った後の頭もコーキングされている。ていねいな仕事だ。

屋根立ち上がり写真 1階屋根
屋根立ち上がり 1階屋根

次に、建物外周部分に付けられた金物のチェックを行った。
建物の角(帯金物S-90と、S-65)、床パネルの継ぎ目(帯金物S-45)、開口部両端(帯金物S-65)、妻小壁の継ぎ目(帯金物S-65)、たるきと壁(あおり止め金物TW-30)、妻小壁とケラバたるき(あおり止め金物TS)が必要だ。

金物写真 金物写真
帯金物の設置 あおり止め金物の設置

図面に指示された全ての金物が取り付けられていることを確認した。これもいつもより多めとのこと。多い分には安心。設計段階からうるさく言っていた甲斐があった(笑)。これならJIOの検査も大丈夫だろう。
また、床パネルとのすきまは、全て防湿粘着テープ(商品名スリオンテック)が張られ、ふさがれている。


「工事内容11」おしまい。

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