02-22

工事内容16

工事内容16-水道管工事〜JIO外装下地検査

00【登場人物】
01【水道管工事】
02【JIO外装下地検査】

00【登場人物】

星野設備株式会社 - 水道屋さん
JIO Yさん 日本住宅保証検査機構
ウェルズホーム 菅原君 監理担当
成田君 営業担当
美輪さん兄 棟梁
美輪さん弟 棟梁と双子の大工

01【水道管工事】  2004.12

水道管の工事を行った。以前この敷地に建っていた工場は、φ13mmの配管を引き込んでいたが古くて細いので、新しく東側道路から敷地までφ20mmの配管で引き直してもらった。

配管工事は「星野設備」さん。現場監督1人、作業者3〜4人、道路の旗振り2人で工事を行っていた。道路には、水道工事中の看板が立てられ、片側通行になっていた。自分のせいで、道路が片側封鎖されている。通行する人には申し訳ないが、なんか初体験でうれしかった(笑)。

片側通行写真
東側道路が片側通行に

まずアスファルトをカットする。円盤状のカッターと、カッターを回転させるエンジン(OHV)が乗った機械を使用する。クーラント用に水を入れ、エンジン点火。水を出しながら、カッターが高速回転する。手元のハンドルを回すとカッターが上下する。アスファルトの厚さは50mmぐらいかな?いとも簡単にカットしていく。

ちなみに、この道路は市道だが、もしこれが交通量の多い国道とかの場合、アスファルトの厚さも違うし工事代金もべらぼうに高いらしい。建物本体価格には含まれない工事だし、土地選びの際には注意した方がいい。我が家の工事で、約30万円だった。

アスファルトをカットする機械 カット中の写真
アスファルトをカットする機械 切ってる切ってる

水道管は地下1.3mにあるので、そこまで掘り下げる。結構深い。ミニショベルとスコップで、慎重に掘っていた。でっかい水道管を潰したら大変だもんね。
右側写真の左右に通っているのが本管。本管の左手に見えるのが古い配管。これはもう使用しない。その隣に新しく分岐をつけて我が家の敷地まで配管を引く。時間の都合でここから先は見ていないが、土を戻しランマーをかけ新しくアスファルトを敷いて完了だろう。丸1日仕事だったようだ。

ミニショベル写真 配管接続中写真
ミニショベルで穴掘り 新しい配管を接続中

翌日見てみると、いかにも「ここ掘りました」って感じ。止水栓と流量計も付けられていた。

工事完了写真 止水栓写真 流量計写真
工事完了 止水栓
マウスを置くと変わります
流量計
マウスを置くと変わります

02【JIO外装下地検査】  2004.12

JIOの3回目の検査(外装下地検査)を行った。検査員は、Yさん。菅原君、成田君、大工さんも立ち会った。

検査項目は、
・せっこうボードのビス止めピッチ(壁は、周辺部@100mm中間部@200mm。天井は、周辺部@150mm中間部@200mm)。
・外壁防水シートの重なり(上下90mm以上、左右150mm以上)。
・サッシまわりの防水テープの有無。
・換気扇や配線などの壁貫通部の防水処理。
・断熱材の施工と室内気密シートの有無。

時間にして10分ぐらいか。「検査が終わった」と言うので、どういった検査をしたのか説明を求めた。
あらかじめ検査チェックリストはもらっている。検査を受ける側も何を検査するのか分かっていないと、段取りに困るからだ。
しかし、Yさんが「ここを検査しました」って説明している検査チェックリストが、もらっていた物と違うのだ。不審に思い「検査チェックリストが変わったんですか?」って聞くと、「木造軸組工法」用の検査チェックリストを使用していることが判明。我が家を「木造軸組工法」だと思い込んでいたようだ。おいおい。。。
悪口を書くのは気が引けるが、「木造軸組工法」か「枠組壁工法」か見て分からんか?呆れた。スキルを疑うね。バイトか?

菅原君が持っていた「枠組壁工法」用の検査チェックリストを使用して再検査。検査内容がそんなに変わる訳ではない。せっこうボードのビス止めピッチが追加になったぐらい。ピッチについては、大工さんからも質問が飛び対応にオロオロしていた。
大工さんいわく、「風呂は壁も天井もピッチ@150mmで打った」とのこと。壁は@100mmで打たないといけない。その場で、増し打ちしてもらい、結局どれも問題なし。「合格」だ。

しかし、JIOさんにお願いがある。もっとまとまな検査員を寄越しなさい。

菅原君や大工さんは、検査項目を見せるため段取りを変更したり、検査項目が見やすいように片付けたりなど、それなりの準備をして検査を受ける訳だから。きっちり見てもらわないと、準備した労力がもったいないし、自分が検査に払ったお金ももったいない。

検査チェックリストでは、
「サッシまわりの防水テープは全数検査」となっているが、Yさん足場に乗ってないよ。2階のサッシ見てないね。
「防水シートの重なり、上下90mm、左右150mmを抽出検査」となっているが、Yさん防水シートにメジャー当ててないよ。勘で測定したん?

JIOがちゃんと検査するかを施主が検査するんじゃ、話にならん。ちなみに上記項目は全て、自分で検査合格済み。
JIOの前2回の検査(基礎配筋検査、構造体検査)は、受けて良かったと思えたが今回はガッカリだ。次回に期待する。

(追記)
一週間後、JIO外装下地検査の結果が届いた。検査項目のチェックリスト1枚とデジカメ写真7枚の報告書で、結果は見るまでもなく「合格」だ。


「工事内容16」おしまい。

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