02-14

工事内容08

工事内容08-1階床パネル組立

00【登場人物】
01【1階床パネル組立】

00【登場人物】

ウェルズホーム 美輪さん兄 棟梁
美輪さん弟 棟梁と双子の大工
オノツカさん - パネル組立工場

01【1階床パネル組立】  2004.11

土台、大引きの上に床パネルを乗せる。床パネルは、パネル工場から11個に分割されて納入されていた。加圧注入式の防腐処理材を使用しているので、色が緑色だ。大工さんがいつもよりも床パネルが重たいと言っていた。
まずそのパネルからチェック。パネルはオノツカさんで作られている。

公庫仕様書P59によると、端根太から根太へは3本のCN90(赤)を木口打ち。側根太と添え側根太はCN75(青)を両端部は2本、中間部は300oピッチで千鳥に平打ちが必要。
どちらも問題なし。パネル工場を見学しているので、オノツカさんの釘打ちは信頼できる。

端根太から根太へ写真 側根太釘打ち写真
端根太から根太へ 側根太 釘打ち

では次に大工さんの釘打ちチェック。
公庫仕様書P59によると、端根太及び側根太から土台へCN75(青)を250mmピッチで斜め打ちが必要。
CN90(赤)を150mmピッチぐらいで打っていた。問題なし。

端根太から土台写真 側根太から土台へ写真
端根太から土台へ 側根太から土台へ

では次に断熱材の施工チェック。
断熱材は押出法ポリスチレンフォーム3種(商品名ミラフォーム)厚さ60mmを使用する。断熱材にはスリットが入っているので、若干左右に縮んで根太にフィットするしくみになっている。

床下断熱材写真 断熱材スリット写真
床下断熱材 ミラフォーム 断熱材のスリット

根太には断熱材を敷くための受材が取り付けられているので、すきまなくそこに設置すればよい。指一本、いや、爪さえ入らぬ程きっちり施工されている。ばっちりだ。

断熱材受け写真 断熱材の施工写真
断熱材受け 断熱材の施工

断熱材を敷いたら、構造用合板を張っていく。使用する合板は、板厚15.5mmで本ザネ加工(両端が凸と凹になっている)を使用する。まず根太にウレタン系接着剤(商品名セレクティ)を塗布し、根太と直交するように千鳥に張る。

接着剤塗布写真 本ザネ写真
接着剤塗布 本ザネ加工
マウスを置くと画面が変わります

隙間なく施工するため、あて木をしてでっかいハンマーで打ち付ける。合板に使用する釘はCN65(黄)。公庫仕様書P68によると、外周部分は150mmピッチ、中央部分は200mmピッチとなっている。
我が家は、全て150mmピッチで打ってもらった。合板の短辺が910mmなので6等分して打てばよい。釘が合板にのめりこまないよう注意。

合板張り写真 合板釘打ち写真
根太と直交、千鳥に張る 合板釘打ち150mmピッチ

和室は畳を敷くので、畳の厚さ分だけ床を下げる必要がある。ここだけ床根太に204を使用し、50mm下げてある。その他の床根太は206を使用。同様に合板を張って行く。

段差50mmの写真 和室の写真
50mmの段差 和室の床張り

また、これと平行して足場組みの作業が行われた。作業者3名、2時間ぐらいで足場を組んで帰った。

足場設置写真 足場完成写真
足場設置 足場完成

さっそく登ってみた。おおっ!こんな景色が見えるのか!

1階床写真 東側道路写真
1階床 東側道路

最後に縁の部分と、端根太、側根太のまわりに外壁下張りを打つ。下張りはCN50(緑)をピッチ100mmで打ってもらった。
また、公庫仕様書P81によると、外壁下張り材は床根太の部分で切断し6mm以上あける必要がある。我が家は10.9mm離れていた。問題なし。

外壁下張り写真 外壁下張りすきま写真
外壁下張り 外壁下張りのすきま

これで1階床パネルの完成。明日は、いよいよ壁のパネル組みだ!工場見学した時の、あのパネルがやってくるぞ!


「工事内容08」おしまい。

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