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新居の生活01

新居の生活01-ペットのバリアフリー〜吹き抜け

01【ペットのバリアフリー】
02【風呂とエコキュート】
03【ダイニング】
04【吹き抜け】

ダンボール山積状態のまま、とりあえず新居での生活を始めた。あれもやらなきゃこれもやらなきゃって感じで、まだ家でゆっくりとくつろぐことができないが、とりあえず入居してすぐの出来事や感想を述べる。


01【ペットのバリアフリー】  2005.03

1.階段が怖い!?

これは自分たちではなくアドニスのこと。我が家の階段は、全15段で最後の4段で180度に回転する。1段の高さは200mm。ストレート部分は問題ないのだが180度回転する部分が難しいらしい。今までストレート階段しか知らないので初体験というのもあるが、失敗してうまく上がれないと「キューン。助けて〜」と泣きが入ってしまう。

階段写真 階段写真
この最後の1段が苦手なんだよなあ パパ、ママ、助けて〜

初日の深夜、水を飲むかトイレをしに1階に行ったのだろうが階段をうまく上がれず泣きが入り、パパとママが1回ずつ起きて対応した。う〜ん。2階にもトイレと水が必要かも?予算の都合で2階には人間用トイレも洗面も付けていない。失敗したかもと思いながら寝た。朝起きたら、階段付近におしっこの跡が。。。1階に下りるのが怖くてやっちまったか?自分たちだって、何がどこにあるのかさっぱりの状態なんだから、アドニスも環境が変わって大変だろう。でも、なんとかせねば。

さっそく階段の練習だ。パパの行く所はどこでもついて来るので、1階と2階をいっしょに何度も往復した。アドニスは、ストレート部分の11段までは勢いよく上って行く。ここだけなら時間にして4秒。すげえ速い。よーいドンで競争しても、負けてしまう速さだ。しかし、残り4段だけで10秒以上かかっちまう。完全にびびってる感じ。

でも何度も練習しているうちにだんだんと上達し、なんとか泣きを入れることなく上がれるようになった。まだ最後の1段が苦手のようだが、その後は夜中に起こされたことも無いし、トイレもちゃんとできている。大問題にならなくて良かった。

2.犬用出入口

寝室ドア横の壁に作った出入口は、すぐ覚えてくれた。前のアパートではアドニスが出入できるように、ドアを必ず開けて生活していた。うっかり忘れて閉めちゃうと、「キューン。開けてよ〜」ってことになるが、もうそんな気を使わなくてもよくなった。ドアを閉めていても勝手に出入してくれるのでとっても楽。
くぐり抜けるスピードも速くなってきたし、寝室ドアが開いていても必ずこっちを通るようになった。アドニスも気に入ってくれたみたい。作って良かった。

犬用出入口写真
犬用出入口

3.犬用トイレ

トイレの位置も、すぐ覚えてくれた。24時間換気のゴーという音を怖がることもなく使用してくれている。オープントイレだが臭いも気にならない。トイレの床は、フローリングと段差なしでクッションフロアにしてある。汚しても掃除が楽でいい。犬用トイレも問題なし。

犬用トイレ写真
犬用トイレ

ペットにとって何が障害になるか予想するのは難しいが、人間のみならずペットのこともよ〜く考えてバリアフリーを実現したいもんだ。


02【風呂とエコキュート】  2005.03

風呂はユニットバスの1坪タイプだが、足を伸ばしてゆっくりと入れる大きさだ。1,200mm幅の窓もあるので、開放感がある。アパート暮らしが長い自分は、窓付きの風呂が夢だった。そして予想通りあったかい。設定温度42度で給湯しているが、湯温が下がらないのだ。この寒い時期、前のアパートなら風呂が沸いてから10分後にはぬるくなっていたが、今は20分は平気。断熱材のおかげで、ぬくぬくだ。工事の様子は工事内容17参照。とっても快適なので、入浴時間がすっかり長くなってしまった。

また、今まで風呂に手すりのない生活をしていて特に不便を感じなかったが、あると使う。写真の2箇所に付けて貰ったが、無意識に握っている感じだ。安心感があるのでお勧め。

風呂写真
風呂

写真下は風呂にある操作パネル。操作はとっても簡単で「ふろ自動」を押すだけ。
貯湯ユニットは370リットルだが、湯切れの心配は皆無。表示を見る限り、いつも半分しか使っていない。シャワーの勢いも問題ないし、夜間の運転音も全く気にならない。ボツともゴーとも言わず静かなもんだ。
またランニングコストが安いので、お湯を使う度にをうれしさを感じることができて精神的によい。といいことずくめ。風呂とエコキュートに関しては大満足している。

操作パネル写真
操作パネル

03【ダイニング】  2005.03

リビングとダイニングをワンルームにするのが最近の主流だと思う。ワンルームにした方が、部屋を広く使えるからだろう。自分たちも最初はそんなレイアウトで考えていたが、結局ダイニングとリビングを切り離した。
と言ってもドアを付けて完全に独立させた訳では無いないので、空間としてつながりは持っている。建物中心に玄関があって、玄関を入って右を向けばダイニング、左を向けばリビングが見えるって感じ。朝日を浴びながら朝食を取りたかったので、東南角にダイニングを配置すると自然とこういうレイアウトになった。

ダイニングの寸法は2.73×2.73mの4.5畳。1,350×800mmのダイニングテーブルとベンチとテレビを置いたら一杯一杯。棟梁からは狭いなあって何度も言われたが(笑)、自分はちょうどいいと思っている。隅っこが落ち着くし、このぴったり感がいい。望み通り朝日を浴びながら朝食を取れるし、愛車を見ることもできるのでとても満足している。

ダイニング写真
ダイニング(キッチンから撮影)

04【吹き抜け】  2005.03

吹き抜けについては、賛否両論あろうかと思う。メリットとデメリットを考えてみると

メリット・・・空間が広くて気持ちいい。光が差し込んで明るい。空気が流れて2階まで暖まる。
デメリット・・・2階が狭くなる。強度が劣る。光熱費がかかる。1階の音が2階まで響く。

などがあると思う。我が家の吹き抜け面積は1.82×3.64m。リビング(10畳)の南側4畳分が吹き抜けになっている。空間として気持ちいいと感じる最低限度の面積かもしれないが、ソファに座って見上げればゆっくり回る天井ファン、2階の窓越しに見える空と雲、差し込む光、どれも素敵だ。思わずニヤッと笑ってしまう。デメリットを超える物があると思う。

吹き抜け写真
ソファから見上げた吹き抜け

また、吹き抜け下にオーディオを設置したのだが、前のアパートに比べて格段に音がいい。きっと、吹き抜けや断熱材が音響を良くしているのだろう。強度や断熱性能ばっかりに注目して音が良くなるなんて想像もしていなかったので、予期せぬ効果にびっくり。

吹き抜け写真
吹き抜け下のオーディオ

しかし、吹き抜けを通して2階まで音がよく聞こえるので、2世帯住宅や受験生のいるような家庭では問題になるかも?我が家の家族構成では全然問題ない。音が良くてうれしいの一言。吹き抜けがあって良かったと思う。


「新居の生活01」おしまい。

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