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 新居の生活06-トイレ手すり〜エアコン 
 マイホーム関係はネタ切れで久しぶりの更新だが、快適に暮らしている。暑くなってきたので窓を開けたまま寝たら「カッコウ」の鳴き声がよく聞こえて、それで目覚めた。カッコウは「市の鳥」らしいが、鳥の鳴き声で目覚めるなんてまるで別荘地にいるみたい。遊歩道のおかげだね。 
 01【トイレ手すり】  2005.05 トイレにL字型の手すりを追加してもらった。久しぶりに棟梁に来てもらったが、残念ながら立ち会えなかった。
 アドニスママに聞いた話だと、特に補強は入れていないそうなので、たて枠に取り付けたと思われる。たて枠のピッチは決まっているから、付くようにしか付かない。
 しかし、既に付けてあったペーパーホルダーと干渉するので、ペーパーホルダーの位置を変更。すると今度は、取付跡のネジ穴が見えてみっともないので、それを隠すためイチゴ模様のクロスを重ね張りした。
 
 結果、以前のトイレよりも全然かっこいいじゃん!
 計算ではなく成り行きでも、こんな風に仕上げるのはさすがプロだねえ。
 
  
    
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      | トイレ手すり追加 |  また、引越作業時に自分たちの不手際で破いちゃった階段のクロス(工事内容32参照)も、ついでに張り替えてもらった。あっちもこっちも、ありがとうございます。コストパフォーマンス高く大満足です。
 さて、その使用感について。妊娠でおなかが大きくなったママのために手すりを付けたのだが、実際はあんまり使っていないそうだ。自分も全然使っていない。
 「手すりを使うぞ」と意識していないと、ひょいと便座から立ち上がってしまい、「あっ、また使い忘れた」ってことになる。座った状態から立つのは、体への負荷が少ないってことだろう。
 玄関のたたき、階段、風呂の手すりは無意識に握っている感じで重宝しているが、トイレの手すりはあっても無くても困らないって感じ。
 
 しかし、おばあちゃんが新居を見に来た時に、「トイレに手すりがあって楽だった」と言っていたので、お年寄りのいる家庭ではあった方が喜ばれるようだ。
 
 02【家屋調査】  2005.07 入居して4ヶ月。やっと家屋調査が行われた。この調査を元に、我が家の固定資産税が決められる訳だ。ベラベラしゃべって税金が高くなるといけないので、構造については終始無言。できるだけ低く評価されるように、みすぼらしい格好をして貧乏そうな暮らしをアピールした。
 
 「庭を見て下さい。生活が苦しいんで、野菜を作って自給自足しようかと思っているんです。。。」(ウソです)
 
 調査員2名で時間にして30分。ほとんどが税金の説明で、部屋はパッと見て終わり。もっとジロジロ見られて色々と質問されるのかと思っていたが、拍子抜けするぐらい簡単。
 
 せっかく来て頂いたんだから、もうちょっと話を聞いてみようと思い、固定資産税の評価額の算出方法を尋ねると、
 「家を造る各部材ごとに評価点が決まっているので、それに床面積をかけて、色んな係数をかけて算出する」とのこと。
 高価な部材をたくさん使用していれば、税金も高くなるってことね。
 「じゃあ、各部材ごとの評価点を見ることができる?」って聞いたら、「見れますよ」だって。
 
 資産評価システム研究センター(通称:資産評価センター)の資料閲覧室に「固定資産評価基準」という項目があり、閲覧可能。ただし、PDFで180ページ。えらい人が作った文書は漢字ばかりで、読むと眠くなるが、
 「別表第8 木造家屋再建築費評点基準表」に、各部材ごとの評価点が記されている。
 自分で税金を計算するのは大変そうだが、部材によって高いか安いかは簡単に分かる。
 
 例えば、屋根は鋼鈑<スレート<瓦(中)で税金が高くなるし、壁はサイディング<モルタル色吹付<タイルの順。タイルはサイディングの3倍もする。床はフローリング<じゅうたん<畳<大理石(すげっ)だし、壁はクロスと塗り壁は大差ない。なんてことが分かる。
 
 結果、我が家の仕様は、全て最も安い部材で構成されていることが判明した(笑)。総じて和風建築は、洋風建築よりも高い。興味のある方は、お調べ下さい。
 
 また、「食洗機とかIHクッキングヒーターなどの電化製品は、固定資産に関係ない」とか、「吹き抜けは、床面積に含まれないから税金がかからない」などの情報も入手した。
 
 税金関係の提出書類に署名捺印し、最後に家屋調査済みの小さなシールをもらう。玄関付近に貼らなきゃいけないのだが、目立たない位置がいいよねってことで、玄関ドアの上枠に貼って調査終了。
 
  
    
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      | 家屋調査済みシール |  
 03【エアコン】  2005.08 我が家はエアコンを付けていない。スイッチじゃなくてエアコン本体ね。お金が無いのも付けていない理由の一つだが、元々エアコンが嫌いなのだ。エアコンの冷たい風に当たっていると頭が痛くなる。アパート暮らしをしていた時は、エアコン完備だったが使用せず扇風機で何とか過ごしていた。エアコンよりも扇風機が好き。
 
 一応エアコンが取り付けられるように電気配線だけはしてもらっているので、「暑くてダメなら後から付ければいいや」ってことで後回しにしたままだった。
 
 さて、初めての夏を迎えた訳だが、結論から言って「エアコンは無くても平気」だ。
 
 外気温が30℃を超える真夏日でも、室内はそんなに暑く感じない。日中、庭いじりをして外から家の中に入るとヒンヤリ感じる程だ。夜は、窓を開けて扇風機をタイマー運転にして寝ればいい。暑くて寝苦しいなんてことはなく、アパート暮らしよりも断然過ごしやすい。
 
 きっと「高断熱・高気密住宅」プラス「遊歩道の落葉樹」のおかげだろう。木陰は涼しい風を運んでくれる。
 
 そして朝は、鳥のさえずりと、元校長先生が道路を掃除するほうきの音で目覚める。
 ピーチク、パーチク、カッコウ、カッコウ、ザッザッザッ。
 快適そうでしょ。
 
 ただし、1階に比べると2階は暑い。暖かい空気は上に行くので、これはしょうがないと思っている。冬は2階、夏は1階で生活できるといいのだが。。。もしエアコンを付けるとすれば、2階だね。
 エアコンの効きもいいはずだから、FFストーブみたいに「1台で全室冷房」も可能なのだろうか。ウェルズホームでエアコンを付けている先輩方、教えて下さい。
 
 (追記) 2019.05
 2階の子供部屋に窓かけタイプを付ました。
 1階のリビングにもエアコン5.6kwを付けました。
 
 「新居の生活06」おしまい。 |