03-04

庭と芝04

庭と芝04-花壇〜キッチンガーデン

01【花壇】
02【農薬】
03【キッチンガーデン】

01【花壇】  2005.06

ハナミズキを植えた花壇に花を植えた。テーマはブルー。これから暑くなるので、少しでも涼しい感じを出そうと青い花を中心に植えることにした。

まず、ガーデニングの本を見ながら、簡単にレイアウトを考える。花壇は、市道に面した三角形でグルリと見て回ることができるので、ハナミズキを中心にして中高とし、外周部分に背の低い花を植える。
「この花かわいいから、ここに植えよう」「じゃあ、それを何個?」などと、プランニングは結構楽しい。

植えたい花の種類と数をリストアップし、いつものように郡山園芸センターへ。
しかし、欲しいと思っていた花が無かったり、候補に挙げていなかったが実物を見て欲しくなったり。。。結局、またお店で本を広げて「これ大きくならないから大丈夫。こっちにしよう」などと、プランを練り直した。
購入したのは、トレニア(@100円×8株)、ペチュニア(@85円×8株)、ブルーサルビア(@500円×3株)。一度に購入したので、花色を合わせながら選べたのは良かったと思う。

花壇レイアウト図
花壇のレイアウト

持ち帰りさっそく植付けしようとしたら、ペチュニアの葉裏にアブラムシが付いていた。またもや元校長先生に相談。駆け込み寺と言おうか、よろず相談所と言おうか、とにかく分からない事や困った事があったらすぐ聞いちゃう。
噴霧器をお借りして「オルトラン1,000倍液」を散布した。

植付け作業は、もう慣れっこだ。まずは、ポットのまま考えたレイアウト通りに並べてみる。全体の様子を見ながら位置を修正し、元肥としてマグアンプをひとつかみ入れてから植付けて完成。ちょっと隙間が目立つが、大きく育てばちょうど良くなるはず。

植付け作業写真 ブルーサルビア写真
植付け作業 ブルーサルビア
トレニア写真 ペチュニア写真
トレニア ペチュニア

植付け2週間後の感想。
トレニアとペチュニアは良く咲く。毎日花がら摘みが忙しいが、うれしい限り。お勧めだ。
ブルーサルビアは風で倒れた物もあり、花を切り取って部屋で観賞。切り取った下からわき芽を伸ばしているので、また咲くと思う。


02【農薬】  2005.06

噴霧器をお借りして「オルトラン1,000倍液」を散布したが、その後アブラムシは壊滅した。植物を育てるということは、害虫との戦いでもあると実感。しかし、芝を植えたら害虫退治が大変なんじゃないか?毎回借りる訳にもいかないので、我が家にも噴霧器と農薬を常備することにした。
噴霧器は、1,000円で安売りしていたので迷わず購入。しかし農薬は悩んだ。ホームセンターには、害虫を退治する薬、病気を治療する薬などさまざまな農薬がズラーと並んでいて、どれを購入すればいいのか分からん。薬害も心配だ。

無農薬には、こだわっていないし、ここで「食の安全」に関して述べる知識も持っていない。農薬を使用して作った作物を食べているのは確かだろうぐらいしか言えない。
なので、人間が風邪になったら薬を飲むのと同じように、植物が風邪になったら風邪薬(安全な薬)を与えればいい。ただし、風邪をひいただけなのに抗ガン剤(危険な薬)を打つような真似はしたくないなあと思う。

ネットで調べてみると、まず毒性の強さで普通物<劇物<毒物に分類されるので、普通物のみにしぼる。
また魚毒性と言って水生生物に対する影響の強さでA類(安全)<B類<B-S類<C類(危険)に分類されるので、A類もしくはB類を選ぶ。
グリーンジャパン」のページには、各農薬について商品パッケージより詳しい説明があるので、それを参考に選定した。ホームセンターには、C類に分類される農薬も陳列されていたので注意したい。

購入したのは、殺虫剤として「オルトラン」と「スミチオン」、殺菌剤として「ベンレート」と「トップジンM」。あと展着剤(葉に薬を付着させる物)として「リノー」。それにしても、薬の名前はカタカナばかりでクラクラする。

噴霧器と農薬写真
噴霧器と農薬

買ったら使ってみたいのが人情。病気になった訳でもないのに、薬を全部混ぜて1リットル作ってみた。薬は水1リットルで溶かせば良いように分包されているので、1リットル分できてしまう。手押しポンプで内部の圧力を高め、いざ散布!
そんなに散布する所がないのでマリーゴールドにも散布したら、薬害が出て枯れてしまった。なんてこった。アホな自分を呪うしかない。。。当たり前だが、むやみな散布は避けるべし。


03【キッチンガーデン】  2005.06

元校長先生のお導きで、すっかり野菜に魅了された自分たち。相談の結果、芝は庭(大)のみにして、庭(小)は野菜と食べられるハーブを中心に植えることにした。最近、本で覚えたばっかりの言葉を使えば「キッチンガーデン」ってやつだ。

育てたい野菜のトップが枝豆。なぜなら、元校長先生から「肥沃な畑の土では枝豆ができないので、もう2年以上も作っていない」と聞いたから。おお、これはいいことを聞いた。肥沃でない我が家の畑にピッタリじゃん。大収穫して恩返しできるチャンスだ。夏にはビールと枝豆が楽しめるはず。

下はアドニスママが作成したレイアウト図。枝豆、パセリ、大葉、オクラ、バジル、オレガノ、ナスタチウムなど盛りだくさん。

レイアウト図 A・・・枝豆
B・・・オレガノ
C・・・パセリ
D・・・大葉
E・・・バジル
F・・・ゴールドクレスト
G・・・アゲラタム
H・・・アイビー
I・・・オクラ
J・・・シシトウ
K・・・マートル
L・・・ナスタチウム
レイアウト図

野菜の苗や種、堆肥に培養土に苦土石灰、それからプランターなど必要な物を買い集め作業した。

作業中写真 完成写真
作業中 ひとまず完成

一週間後、枝豆とナスタチウムの芽が出た。とってもかわいくてうれしい。苗を買って植えるだけよりも、種をまいて育てた方が絶対に楽しい。

枝豆写真 ナスタチウム写真
枝豆 ナスタチウム

また、プチトマトとカボチャの様子もお伝えする。
プチトマトは4段目まで花が咲き、1段目は花が終わって実になってきた。収穫までもう少しって感じ。わき芽を摘むのと、支柱を長い物に交換したぐらいで、手間要らずだ。

プチトマト写真
プチトマトの実

カボチャの方は、元校長先生の畑と比べると成長が悪いので、苗の回りに土や肥料を追加して入れてもらった。効果は抜群で、あっという間に葉が大きくなりツルが伸び最初の雌花が咲いた。あまりにも素直に反応するので、びっくり。
栽培方法を読むと、放任栽培でも大丈夫らしいが、子づる3本仕立てで5段目までは着実させない方法もある。手をかけて育てたいので、この花は摘み取ることにした。写真中央が親づる。これの5段目までの雌花やわき芽を摘む。ちなみに、雄花は摘まない。株の根元が雄花のつぼみ。
かぼちゃの花には雄と雌があるのを、ご存知だった?人工授粉とか、するらしいよ。これも楽しみ。

雌花写真 摘み取り写真
2段目に咲いた雌花 雌花を摘み取る

「庭と芝04」おしまい。

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