03-03

庭と芝03

庭と芝03-ラベンダー〜シンボルツリー

01【ラベンダー】
02【わき芽摘み】
03【シンボルツリー】

01【ラベンダー】  2005.05

敷石とリビング前のスペースにラベンダーを植えることにした。ラベンダーは湿気を嫌うそうなので、軒下ならちょうどいいかと思った訳だ。しかし芝と違って根をたくさん張るだろうから、表層20cmと言わずできるだけ掘ることにした。半年ぶりに基礎の捨てコンを見たので、35cmは掘ったことになる。もう、これ以上は掘れない。掘った土はフルイにかけ、砕石は取り除く。

穴掘り写真 捨てコン写真
掘った土はフルイにかける 基礎の捨てコンが現れた

こうやって今までに取った砕石は、全て敷地西側に貯め込んでいた。庭と芝02参照。このスペースにもコンクリートを打設し、その時に砕石を処分してもらう予定だった。

しかし、気が変わった。畑もしくは花壇のバックヤードとして、土のまま残すことにした。こんな気になったのは、いつもお世話になっている元校長先生の影響が大きい。話を聞いて感激したので断りなく書いちゃうが、
「平均寿命を超えた今、どう老いるか?」が大きなテーマで「家族のため、地域のため、みんなのために何かしよう」という考えにたどり着いたそうだ。

畑で採れた野菜はいつももらっているし、遊歩道やU字溝の掃除など朝早くから活動している姿を見る。本当に感謝の気持ちで一杯だ。元校長先生の生き甲斐になれるなら、勝手に弟子入りしてもっともっと世話になっちゃおう!と考えている(笑)。

さて、コンクリート工事をやらないとなったら自分たちで砕石を処分せねばならない。このままでは運べないので「土のう袋」を購入し、詰め込んだ。いやあ、重くて大変。39袋までは数えられたが、その先はモウロウとして覚えていない。よく掘ったもんだ。でも、まだまだ掘るぞ〜。

土のう袋写真 敷地西側写真
土のう袋に詰めた砕石 砕石が無くなってすっきり

翌日は元校長先生の畑で、腐葉土をフルイにかける作業を行った。やってみて初めて分かったが、結構な重労働だ。
腐葉土の中にはカブトムシの幼虫もいた。こんなの見るのは小学校以来だ。またクワの使い方も難しく、腰に来る。畑仕事は力仕事だ。
一輪車を借りて何杯も庭に運び入れ、ふるった土と混ぜて穴を埋めた。またラベンダーはアルカリ土壌を好むらしいので、石灰も混ぜ込んだ。2日がかりでやっと植えられる状態になったが、ここで体力の限界。植え付けと水やりは、アドニスママに任せた。

インターネットでこうやって自分から情報を送れる時代に、全て手作業だ。なんてローテクなんだと思う。でも何故か気持ちがいい。メチャメチャ疲れたが清々しい気がする。洗ってもなかなか取れない手についた腐葉土の臭いまでも、いい感じだ。

植え付け完了写真 ラベンダー写真
植え付け完了 丈夫に育ってね

02【わき芽摘み】  2005.05

野菜も立派なガーデニングだと割り切り、野菜情報をお伝えする。
霜の心配がある5月中旬までは、夜間のみビニールをかけて保温していたが、もう取っても大丈夫。プチトマトには支柱を建てて、紐でゆるく結ぶ。これら用品は、全て元校長先生から頂いた。もう手取り足取り面倒を見てくれるのだ。
そしたら、早くも一段目に花が咲いた。わき芽を摘んでうまく仕立てれば、10段ぐらい実がなるそうなので、どこまで行くかチャレンジしてみよう。

プチトマト写真
プチトマトの花が咲いた

では、大事なわき芽摘みの方法について書く。写真左の赤丸が、わき芽。茎と葉の間から伸びているので、見ればすぐ分かると思う。こいつを手で摘めばいいだけだ。ただし、わき芽の上の段の葉がちゃんと伸びていることを確認してから行うこと。あまり早く摘んでしまうと、そこで成長が止まってしまうことがあるらしい。

わき芽写真 わき芽摘み写真
赤丸が、わき芽 わき芽を摘んだところ

03【シンボルツリー】  2005.05

郡山市から新築祝いの記念樹を頂き、我が家のシンボルツリーとした。記念樹については、新居の生活04参照。
受渡の一週間ほど前に、郡山市から記念樹の受渡日時と場所が書かれたハガキが届いた。

記念樹の交付は申請者を集めて一度に行う。先着順に苗木を選ぶことができるので、早めに行くことをお勧めする。
我が家は、30分前に一番乗りしてハナミズキを選んだ。やっぱりタダでも、いい物をもらいたいもんね。まあ、シロウトなので目利きができる訳ではないが。

受渡場所写真 苗木選び写真
受渡場所 これがいい!

この木をカーポート横の花壇に植える。樹木の植付けなんかした事が無いので、本を読みながら行った。
最近、ガーデニング関係の本ばかり読んでいる。家を建てる時もよく利用したが、本は図書館で借りている。やっぱりタダが一番(しつこい?)。10年ぐらい前の本もあるので、当時の流行が分かっておもしろかったりする。

まず、花壇には山砂が入れられた状態だったので、ハガキが届いた時点で元校長先生から腐葉土と堆肥をもらい混ぜておいた。
そして、植付けは「水決め」という方法で行った。穴を掘り、溶けたチョコレート状態になるまで水をやってから植える方法だ。水を使わない「土決め」に比べ、失敗が少ないらしい。

この後、元校長先生に来てもらい指導を受ける。苗木の根に巻いてあるワラは取っても取らなくてもいいらしいが、とってから植えた。土をかけて周りに堤防を作りまた水をやる。近所の小学生も参加して楽しく作業できた。根付くまでは倒れやすいので支柱をして完成。

水決め写真 堤防作り写真
水決め 堤防作り
水やり写真 完成写真
水やり 支柱をして完成

さあ、これで花壇に花も植えられる。何を植えるかアドニスママと計画中。 


「庭と芝03」おしまい。

Back Home Next