03-08

庭と芝08

庭と芝08-種の購入〜物置

01【種の購入】
02【芝刈り機】
03【物置】

01【種の購入】  2005.09

種は、もちろん雪印種苗(株)から購入した。まず、雪印種苗のホームページにある「芝生の選び方」のフローチャートを利用して、我が家にピッタリの種を選定する。

郡山市は、冷暖地(III)地域に該当し、「一年中緑の芝にしたい」→「週一回以上の芝刈りができる」→「日当たり良好」とたどっていくと、最適なのは寒地型芝の「C」となった。

「ケンタッキーブルーグラス アワード」60%、「トールフェスク アリッド3」20%、「ペレニアルライグラス アクセント」20%の3種類が混合されているらしい。これを30〜40g/m2まく必要がある。芝の面積は23m2なので、690〜920g必要ってことだ。販売単位が1kgなのでちょっと余るが、余った種は後から追加してまけばいいだろう。

1kg購入して金額は4,200円(送料、手数料込)。ネットで注文し、待つこと4日。

届いたぞ〜。種が入った袋を見て、さらに気持ちが高ぶった。
袋には「白いサイディングの家に緑の芝」がプリントされている。これだよ、これ。まさにイメージ通り。この種をまけば、うちもこうなるんだあ〜。うっとり。思わず袋を抱きしめてしまった。

芝の種写真
芝の種Cタイプ1kg

届いたら、すぐにまいてみたい。最適なのは「8月下旬〜9月下旬」なので、時期はOKだ。しかし、まだ残暑が厳しいので、もう少し涼しくなるまで待とう。9月に入っても、まだ最高気温が30℃を超える日が続いている。

ここはぐっと我慢して、種の代わりに庭に草木灰をまいた。周りから見れば「花咲じじい」か。

♪お庭に芝を植えましょう〜。それっ。あっ、ほいっ。。。

ウソです。種まきが待ち遠しい。


02【芝刈り機】  2005.09

種が届いたうれしさのあまり、まだまいていないのに芝刈り機を購入した。
まず道具に対する考えを述べると、「シロウトはいい道具を使った方がいい」と思っている。技術がない分を、道具でカバーしてもらうのだ。いい道具を使って失敗したなら、己の力量不足を呪うしかない。

さて、芝刈り機は手押しタイプが欲しいのだが(庭と芝01参照)、色々と種類がある。
まず、安価(1万円以下)な手動式と、高価(1〜4万円ぐらい)な電動式に大別される。芝の面積は23m2と広くないが、電動式に的を絞る。お店には、ホンダのエンジン式なんてのもあったが、パス。

次に刃が水平に回転するロータリー式と、転がるように回転するリール式がある。リール式の方が、きれいに刈れるらしく値段も高い。ならば、リール式にしよう。さらに刃の枚数も種類がある。当然3枚刃よりも5枚刃の方がきれいで高い。じゃあ、5枚刃だろ。

最後はメーカー。同じようなスペックでもメーカーによって価格設定が違う。聞いたことがないメーカーはパス。ナショナルにするか、マキタにするか、リョービにするか?機能には全く関係ないが、色も違う。ナショナルは緑、マキタは白、リョービは黄色。色は緑が好きだ。ブランドにも弱い。しかし、ナショナルとマキタは高い。。。

結局、買ったのがコレ。黄色だ。リョービの「LM-2800」買値24,800円。
カタログスペックを紹介する。リール式5枚刃。刈り幅280mm。刈り高5〜25mm無段階調節。自動ラッピング機能付き。サッチ(刈った芝のカス)取り機能オプション可。消費電力400W。質量9.6kg

芝刈り機写真 刈り高調整写真
芝刈り機「LM-2800」 刈り高調整ダイアル
リール写真 ラッピング写真
裏側 リール式5枚刃 ラッピング機能

買ったら、すぐに使ってみたい。こんな展開ばっかり。。。

今度は我慢できず、延長コードをつないでスイッチオン!まだ種もまいていない庭で、芝刈りの練習をする。周りから見れば「裸の王様」か。

いいんだ。ふんふ、ふ〜ん。自分には、きれいに刈られた芝が見える(笑)。


03【物置】  2005.09

庭に物置を設置した。収納品を書き出すと、芝刈り機、散水ホース、スコップ、バケツ、噴霧器、農薬、セメント、砂、園芸資材(堆肥、苦土石灰、培養土、化成肥料、液肥)などたくさんある。書き出して改めて思ったが、いっぱい買ったなあ。
これらが、玄関横の収納だけでは間に合わず、ウッドデッキにあふれている状態だ。

しかし、物置の背が高いと庭に日陰ができるし、圧迫感が出るのを嫌って低めにした。選んだのは「グランプレステージ」MBR-157C(田窪工業所)という商品で、大きさは1,485mm(W)750mm(D)1,400mm(H)。この高さなら物置の向こうまで目線が届く。

色にもこだわった。よくあるシルバーやゴールドの物置は、庭の中で異質の存在感を示すと思う。いわゆる「浮いちゃう」ってやつ。木製の物置も検討したが、高価である上に防腐剤の臭いが強かったので却下。なるべく浮かないようにするため、色はグリーン(受注生産)を選んでみた。
受注生産品なので納期を心配したが、ネットで発注後10日で届き37,100円(送料込)だった。

設置工事は自分で行う。業者に依頼すると、組立1万円+アンカー工事1万円の合計2万円ぐらいかかるので、浮いたお金で何か買おう。
まず物置を設置する場所を踏み固め、板切れを使って平らにする。すぐ下には砕石層があるので、沈下の心配はしなくていいだろう。

念のため除草シート(黒)を敷いておき、コンクリートブロック(@115円)を6個並べて基礎とする。物置にもレベル調整機能は付いているが、きちんと基礎のレベルを出しておく。アルミの角パイプを渡し、その上にレベルを置いて確認した。除草シートの上に化粧砂利を敷き、基礎の上に物置を設置する。

基礎写真
基礎のレベル確認中

物置の組立は簡単。一人でも組立できると思うが、オヤジが遊びに来ていたので手伝ってもらった。途中から雨が降り出し大急ぎで組立たので、写真は無し。

翌日、転倒防止用のアンカーを固定する。穴堀りが大変だが、アンカー工事は必ずやっておこう。物置の4隅に20cm角ぐらいの穴を掘り、アンカープレートを付け、コンクリートを流し込んだ。背が高い物置の場合は、もっとでっかい穴が必要かも。

穴掘り写真 アンカープレート写真
穴掘り アンカープレート

物置の床面に傷が付くのを防ぐため、人工芝を敷いてから荷物を入れた。ウッドデッキにあふれていた園芸用品が片付いてすっきり。グリーンの物置は好みが別れるかもしれないが、気に入っている。
でも、やっぱり浮いていると思う。庭に物置を設置するのは難しい。

芝が生え揃えば、もう少し緩和されるかもしれないが、対策は考えてある。

人口芝写真 物置完成写真
床に人工芝 物置の完成

物置の両サイドと上空にラティスフェンスを設置した。これにクレマチスやツルバラなどの植物をからませるつもり。庭で中途半端に目立つ物置を、オブジェ風に変身させちゃえ!って狙い。

まず支柱(□65mm×高さ1,800mm)固定用の金具を、地面に設置する。金具の先端が尖っているので地中に打ち込めばいいのだが、埋め込む深さは30cmもあり砕石層のある我が家では無理。穴を掘ってから埋設することにした。
ここできっちり金具の位置、高さを出しておかないと、ラティスが傾くので注意。現物合せで位置を確認し、金具の内部にモルタルを注入して補強した。

支柱固定金具写真
支柱固定金具

位置さえ決まれば、あとは簡単。物置の両サイドに幅900mm×高さ1,500mm、天井に900mm×1,800mmのラティスを使用。両サイドはちょうどいい高さがなかったので、高さ1,800mmを切断して1,500mmにした。

ウッドデッキで横倒しにして支柱とラティスを固定し、庭に持って行って立てるという方法を取った。支柱とラティスは、専用金具で固定する。ネジ締めがたくさんあるので、電ドラがあると便利。
また、ラティスには裏表があるので注意。自分は完成してから間違いに気付き、やり直すはめに。。。

ラティス固定金具
ラティス固定金具

両サイドのラティスの上に天井用のラティスを取付、最後に支柱を金具に固定して完成。
きれいにできたと思うが、目立ち過ぎかも。やっぱ、庭に物置を設置するのは難しい。

ラティス完成写真
ラティス完成

材料代は、支柱(1,800mm)@1,180円×4本 ラティス(幅900×高さ1,800mm)@1,270円×3枚 柱用金具@700円×4個 ラティス用金具(4個入)@200円×3セットの合計12,000円ぐらい。

自分でできることはできるだけやって、なるべくお金を使わないように心がけているつもりだが、それでもお金がドンドンなくなる。外構、ガーデニングにも結構お金がかかるので、家を建てる段階でちゃんと予算を取っておいた方がいいよ。


「庭と芝08」おしまい。

Back Home Next