03-12

庭と芝12

庭と芝12-イチゴ〜パンジーとビオラ

01【イチゴ】
02【つるバラとクレマチス】
03【パンジーとビオラ】

01【イチゴ】  2005.10

プチトマト、カボチャ、枝豆と続いたキッチンガーデン第4弾はイチゴ。今から準備すれば、来春5月が食べ頃になるはず。庭いじりをしながら、甘〜いイチゴをつまみ食いするんだ〜。

まずは土作りから。枝豆を植えていた場所を掘り返して、バーク堆肥40リットルと苦土石灰を適当にばらまき、うね幅90cm×長さ150cmで高さ10cmにした。施肥量は、元校長先生に教えてもらう。以下は、1m2当りの施肥量。
油かす80g、魚かす100g、骨粉80g、硫酸カリ25g 

有機にトコトンこだわるならカリ成分を草木灰にすればいいのだが、今回は教えてもらった通りに化学肥料を使用した。これを全体に混ぜ込む。

肥料写真 施肥写真
油かす   骨粉
魚かす  硫酸カリ
肥料をまいた状態

一週間後、元校長先生からイチゴの苗をもらう。タキイ種苗から購入した「アロマ」という品種のランナーを切り取って、苗に育てた物だ。

元校長先生から「どっちが上手にできたか、収穫後に反省会をしよう」と言われた。競争ではなく、反省会という所が先生らしいが、勝手に弟子入りした者としてはうれしい限り。ハンデとして、先に好きな苗を選んでも良いことにしてもらった。元校長先生は、自分が選んだ残りの苗を使用する。

元気そうな苗を8個選び、列幅40cm株間30cmの2×4列で植えた。

イチゴ定植の写真
イチゴの定植

しかし一週間後、一株だけ非常に弱ってしまったので新しい株と植え替えた。掘り起こして見ると、コガネムシの幼虫が出てきた。こいつが、イチゴの根を食害していたのが原因だった。にゃろめ。
元校長先生は、我が家より一週間遅く定植を行った。列幅40cmの2列植えは同じだが、株間は25cmで我が家よりも狭い。しかし、うね高さが30cmあり水はけがよさそう。

定植後一ヶ月が経過。11月になり霜が降りるようになったが、元気だ。イチゴは冬の寒さに当てた方がよいらしい。地上部は特に変わりが無いが、地下では根をいっぱい張っているのだろう。来春が楽しみだ。


02【つるバラとクレマチス】  2005.10

いきなりだが、「やっぱ、庭にはバラでしょう。」ということで、タキイ種苗につるバラの苗を発注した。バラは難しいというイメージを持っているので、初心者にも簡単そうな強健種を選んだ。選んだのは「CL.アイスバーグ」という品種。うまく育てば、純白の中輪花が房咲きするそうだ。

加えて、つるバラと相性がピッタシというクレマチス「プリンスチャールズ」も発注した。ビチセラ系でパステルブルーの花が咲くらしい。物置に向かって左につるバラ、右にクレマチスを植えるつもり。成長した両者が、ラティスを伝って物置上空で満開になる様子を夢見ている。

苗が届く前に、まずは穴掘り。タキイの雑誌を見ると、「バラの植付けは幅40cm、深さ60cmの穴を掘って元肥を入れ・・・」となっていた。深さ60cm!!まじかよ。。。クラクラする数字だ。今までの穴掘り深さの記録は、ラベンダーを植えた場所の35cmなので、一気に記録更新だ。まあ、今回は掘る面積が小さいから、頑張って掘ることにした。

スコップで掘ること半日、やっと深さ56cmの穴が掘れた。四捨五入すれば60cmなので、これで良しとした。地面にスコップを突き刺すたびに、脳ミソが揺れるぐらい硬いんだから。。。
穴底に深さ20cmぐらい堆肥を入れ、元肥として油かす1リットル、米ぬか1リットル、骨粉1リットル、魚粉1リットル、草木灰200g、苦土石灰200gを入れて混ぜる。かなり多めだ。根が直接元肥に触れないよう、その上に赤玉土とバーミキュライトを混ぜて入れた。この作業を物置の両サイド2ヶ所で行う。

穴掘り写真
得意(?)の穴掘り

2週間後、クレマチスの苗木が先に届いた。わずか3節しかない9cmポットの苗木だ。こんなヒョロヒョロで大丈夫?って心配になる大きさだ。同封された植付け方法を読むと、1〜2節を埋めると書いてあるので、その通りに2節まで埋めて深植えしたら、地上部は葉っぱが2枚に。とっても弱くて、はかない感じ。頑張れ〜!

クレマチス写真
クレマチスの定植

さらに1ヵ月後、つるバラの苗木が届いた。地上部の高さが30cmぐらいの苗で、根の部分が接木してあった。テープを巻いてあるのが目印だ。クレマチスより大きくて丈夫そうな感じ。バケツに水を入れ、たっぷり水を吸わせてあげる。
植え付ける時は、根の方を持って運び、接木してある部分が地表から出るように植えるのがポイント。テープも取ってしまった方がいいらしい。

つるバラ苗木写真 つるバラ定植写真
赤丸が接木のテープ つるバラの定植

来春には新芽が出て、花が咲くのかな?ラティスにうまく誘引できるかな?形から入る自分としては、まず皮の手袋、剪定バサミ、腰に付けるハサミケースを揃えなきゃ。これも来春の楽しみだ。


03【パンジーとビオラ】  2005.11

春に植えた一年草は、冬には枯れてしまうので植え替えが必要だ。苗で買うと高いので、種から苗を作ってみようと思い、タキイ種苗にパンジー、スイートアリッサム、ネモフィラ、ダスティミラーの種を発注した。一箱が36個に仕切られた育苗箱に、培養土を入れて種をまき、雨が当らないようウッドデッキで管理する。

10月後半になると、冷え込みが厳しくなってきたので夜間のみ室内に取り込むことにした。しかし、毎日出したり入れたりは面倒なので、ビニル温室(@1,780円)を買ってバックヤードに設置し、そこで管理することにした。これなら楽チン。

しかし、想像以上に発芽までに日数がかかった。液肥ハイポネックス1,000倍液を週1回与えて成長を促す。

苗床写真 ビニル温室写真
パンジー(左)とネモフィラ(右)の苗床 ビニル温室で管理

11月に入り霜が降りるようになると、庭のコスモスや花壇の花は全滅した。見苦しいので、全て引っこ抜いて処分した。以下、育ててみた感想。
コスモスは見事に咲いて楽しませてくれた。しかし、散った花びらの掃除が忙しく、枯れた葉もこまめに摘まないと汚らしくなるのが欠点。
ミントは触れると良い匂いがして気持ちいいが、増えすぎるのが欠点か?
トレニアは長期に渡って咲き続けてくれた。花がら摘みが忙しいが愛らしい。お気に入りだ
ペチュニアは雨に当ると花がしおれて汚くなるので、雨の当たらない場所で管理した方がいい。ナス科で連作を嫌うし、来年は鉢植えにしようと思う。

さて、準備していた苗の方だが、アリッサムとダスティーミラーは、発芽率も悪く成長しなかった。種まきが遅すぎたのかもしれない。9月から準備するべきだったか?パンジーとネモフィラは、少し成長したので小さな育苗箱からポットに植え替えた。しかし、定植できる大きさまで育つにはまだ時間がかかりそう。

もう苗ができるまで待っていられない。結局、郡山園芸センターで苗を購入することにした。
パンジーよりもビオラの方がかわいかったので、ビオラの苗を3箱(1箱24個入り@1,260円)、シルバーダストを7株購入した。結構な出費だが、しょうがない。早速、植付けを行う。

ボーダー部写真 門前の写真
ボーダーはオレンジと黄色 門前は赤でクリスマスっぽく
花壇の写真
メイン花壇はパステル系

12月に入り、雪が降るようになった。花は咲いているが、特に成長した様子はない。枯れずに、何とか頑張っているって感じ。冬の花壇は難しい。


「庭と芝12」おしまい。

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