03-13

庭と芝13

庭と芝13-ジューンベリーとブルーベリー〜イチゴの収穫

01【ジューンベリーとブルーベリー】
02【イチゴの収穫】

冬の間は、ガーデニングもお休みする時期なので久しぶりの更新。2005年冬から2006年春にかけての出来事をまとめて紹介。
去年の冬は、とにかく寒かった。ガーデニング1年生としては、芝や草木がみんな枯れてしまうのでは?と心配しきり。春の到来をこんなに待ち遠しく思ったことはなかった。
しかし、春の訪れと共にグングン成長。芝の緑は目にも鮮やかだし、パンジーやビオラなどの花たちも咲き誇る。うれしい季節だ。季節の中で、春が一番好きになった。
写真は2006.06月の様子。

芝の写真 マーくんの写真
スプリングフラッシュ!
冬の間、色あせた芝もきれいに復活。
マーくん芝デビュー!
でも、裸足はチクチク痛いらしい。
ビオラの写真 パンジーとリスの写真
メイン花壇のビオラ
もう半年以上も咲いている。
パンジーと手作りのリス
持ってるどんぐりは本物だよ。

01【ジューンベリーとブルーベリー】  2006.02〜06

遅ればせながら、マーくん誕生記念の植樹を行った。前回同様、郡山市から木をプレゼントしてもらおうかと思ったが、ママの希望でジューンベリーとブルーベリーを買って植えることにした。
ちょうど、マーくんの誕生月である6月が収穫時期に重なるので、採った果実でお祝いしようというのが夢。生食、ジュース、ジャムにもできるかも。果樹の栽培は難しそうな気がするが、新しいことにトライしてみようと思う。もし枯らしてしまったら、マーくんには内緒にすればいい。

2006.02 ジューンベリーの苗木を、タキイ種苗に発注。「サウストーン」という品種で、ポット苗が2,500円(送料込)。成長すると、高さ2〜3mになるらしい。狭い庭なので大きくなる木は避けたいが、これぐらいの大きさなら問題ないだろう。一株でも実をつけるタイプ(自家結実性)なので、混植する必要はない。でも、人工受粉してあげるといいそうだ。
また、ブルーベリーの苗木を、国華園に発注。ハイブッシュ系の「ウェイマウス」という品種で1,000円(送料込)。

2006.03 ブルーべりーの苗木が届いた。高さ20cm、芽が2個付いただけの小さな苗木なので鉢植えすることにした。ブルーベリーは酸性土壌を好むため、ピートモスを大量に入れた方がいいらしい。
「どうせたくさん使うだろう」という事で、カナダ産のピートモス170リットル入り!を購入。鉢にピートモス7割、庭土3割、元肥としてマイブレンドの有機肥料50gを混ぜて入れた。

さっそく元校長先生から土壌酸度計を借りてペーハー(ph)をチェック。しかし、ペーハーは6.5の弱酸性となった。むむむ。おかしい。4〜5ぐらいを狙ったのだが。ペーハー調整済みのピートモスだったか?カナダ産で英語表記しかなかったのでよく分からなかった。一人で持ち運べない程、大量に購入したのに。。。失敗。とりあえず、これで様子を見よう。今年は無理でも、来年には花が咲くかな?

ブルーベリーの写真
ブルーベリー「ウェイマウス」の鉢植え

記念樹は発注してしまったが、「やっぱ、もらえるもんはもらっておこう」と、郡山市からも記念樹をもらうことにした。今回選んだのは、ドウダンツツジ。こいつは、カーポート脇に植えた。記念樹をもらう方法は、庭と芝03参照。

さて、当日ドウダンツツジをもらいに行ったら、なんとブルーベリーの苗木も無料で配付していた。
ラッキー。タダにおまけ付きじゃん。気前がいいねえ。

しかも、育て方の講習までしてくれた。
ブルーベリーは、大別してラビットアイ系(暖かい地方向き)とハイブッシュ系(寒い地方向き)がある。ラビットアイ系は一株では実を付けない(自家不結実性)なので混植する必要があるが、ハイブッシュ系はその必要がない。でも、混植するとさらに実付きがよくなるそうだ。

もらったのは、ハイブッシュ系の「ウィッシュブルー」という品種。これも鉢植えにし、ウェイマウスの隣に配置した。

最後に、ジューンベリーの苗木が届いたので、これも鉢植えにした。
これら3つの鉢は、芝を剥がして穴を掘り、鉢ごとすっぽりと入れてある。見た目は地植えしている感じだが、必要な時は鉢ごと取り出して手入れ可能。いいアイディアでしょ。

ジューンベリー写真
ジューンベリーの鉢植え

2006.05 ウィッシュブルー、ウェイマウスの順に開花。まだ小さな株なのに、いっちょまえに白い花が咲いた。順調に生育しているみたい。遅れてジューンベリーの葉が開いたが、今年は、花が咲かないみたい。マーくんの誕生日のお祝いは、来年以降に期待しよう。


02【イチゴの収穫】  2005.12〜2006.06

去年の秋に定植したイチゴ(庭と芝12参照)の続編。冬越しから収穫までを紹介。

2005.12〜2006.02 天気のよい日に、時々散水するぐらいで、特に何もせず。休眠状態で、地上部は元気がない感じ。今年の冬は寒かったが、なんとか持ちこたえた。

イチゴ年越し写真
2006.01 なんとか年越し

2006.02末 元校長先生から資材をもらって、黒マルチをかける。これで、果実の汚れや雑草の発生を防ぐことができるし、地温が上がって成長が良くなることも期待できる。

ただし、見た目が悪いのと、雨音がうるさいのが欠点か。庭に黒マルチはちょっと異質な感じがする。
透明マルチもあるが、これは中に雑草が生えるからイヤ。
茶色マルチなんてどうよ。目立たなくていいんじゃないかと思う。資材メーカーさん開発して。

黒マルチ写真
2006.02 黒マルチを掛ける。

2006.03末 新しい葉が出て来た。休眠から覚めていよいよ成長段階へ。この時点では、元校長先生をリード。我が家の方が格段に状態がいい。冬の間、建物が冷たい北風をさえぎってくれたからだろう。

2006.04中旬 株が太く大きくなり、開花する。たくさんの花芽も確認。元校長先生のイチゴも開花。
また、ランナーを伸ばすようになった。ランナーとは、株から伸びるツルのような物。イチゴは、このランナーの先にまた葉を出して、株を増やす。
しかし、ランナーを伸ばしても、そこに実がなるのは来年。今は余分な栄養を使わせないよう、カットすることにした。来年用の株を育てるためにランナーを伸ばすのは、収穫が終わってからでも間に合う。

この辺の貴重な情報は、「わたなべいちご園」のホームページから入手。詳しい育て方が書いてあるので、とっても参考になった。

イチゴ開花写真 花とランナー写真
2006.04 開花 イチゴの花とランナー

2006.05中旬 実が膨らみほのかに色づく。株によってバラツキがあるが、一株に10〜15個ぐらい実を付けそうだ。特に受粉作業はしなかった。ハチ君が来ていたのでお任せ。

元校長先生のイチゴも急回復し、追い越されそうな勢い。やっぱ、地力が違うんだね。しかも、ランナーは放任栽培。余裕だ。

ふくらみ写真
イチゴと同時に夢も膨らむ。

2006.05末 収穫期を迎える。やっと赤く色づいた。待ちに待った試食だ。
一番赤くなっているヤツを選び、ハサミで摘み取る。サッと洗って、その場でガブリ。

イチゴ特有の甘い香りが口の中に広がり、程よい酸味とシャキッとした食感が楽しめる。おいしいじゃん。

1個の重さは10gぐらい。タキイのカタログによると、品種「アロマ」の標準は15gなので小さめだ。日照不足が原因か?これで、実が大きければ言うことなしだ。

収穫写真 計量写真
見るからにおいしそうでしょ。 最初の収穫は小さめ。4個で36g

さて、イチゴに関してショッキングな出来事があったので、お伝えする。
朝、いつものようにルンルン気分でイチゴを収穫しに行ったら、アプローチにイチゴのヘタが3個転がっていたのだ。

ガ〜ン!たっ・たっ・食べたねぇ〜〜〜(涙)。

犯人は、きっと通りがかりの人だろう。
「おっ、うまそうなイチゴだ。誰も見てないし、どれ、ひとつ」 パクッ。ポイッ。

「うまっ。もうひとつ。どうだ」パクッ。ポイッ。

「うまっ。まだあるな。よし、もういっちょ。」パクッ。ポイッ。って感じか。

門扉を付けていないオープン外構だからしょうがないけど、とっても、さみしい〜気持ちになる。言ってくれれば、気持ちよく試食させてあげるのに。

人間だけじゃなく、鳥が食べに来ることも考えられるので、寒冷紗を掛けて被害を防ぐことにした。
寒冷紗は測り売りで購入。100円/mぐらい。通常は寒冷紗の端を土に埋めるか、石でも置いて使うのだろうが、毎日収穫する度にそんなことをするのは面倒だ。

寒冷紗の両端に角材をホッチキスと木工用ボンドで止めて使用している。風で飛ばされることもなく、開け閉めも楽チン。この使い方は、お勧め。
寒冷紗を掛けてから、盗み食いの被害はなくなった。一件落着。

寒冷紗の写真 寒冷紗の写真
寒冷紗を掛けた状態 半分開けた状態

6月に入ると甘味と香りがさらに増し、とってもおいしいイチゴになった。日差しが強くなったためか?大きさも最大で14gを収穫。
出来栄えを判定すべく、元校長先生のお孫さんに味見してもらう。ちなみに、お孫さんは毎日学校帰りに畑へ直行し、イチゴをほおばる程のイチゴ好き。
判定結果は、「どちらのイチゴも同じ味でおいしい」とのこと。
自分も食べさせてもらったけど、同じ味だった。同じ味なら上出来だ。仲良く引き分けね。

マーくんもアドニスもイチゴ大好き。おいしそうに食べてくれると、とってもうれしい。

試食写真 試食写真 試食写真
どっちが食べる? ぼくぅ〜! パクッ。

農薬は一切使わなくても良かったし、栽培は簡単だと思う。欠点と言えば、栽培が長期に渡って場所を取ることぐらいかな。8株だけじゃ全然数が足りなかったので、来年はもっと増やして栽培するつもり。

これからランナーを伸ばして、来年用の苗を作るんだ。イチゴ作り、はまるよ。


「庭と芝13」おしまい。

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