03-20

庭と芝20

庭と芝20-つるバラとクレマチス4〜芝リセット

01【つるバラとクレマチス4】
02【芝リセット】

01【つるバラとクレマチス4】  2007.04〜2008.06

[つるバラ] 品種名:CLアイスバーグ
2007.04 葉が開き始める。
2007.05 葉が増え、つぼみも出始める。冬の誘引作業(庭と芝17参照)も間違いなかったようで順調。楽しみ。

2007.04写真 2007.05写真
2007.04 葉が開き始める。 2007.05 つぼみも出始める。

2007.06 2年目の開花。 去年よりどっと花が増えて、ラティス一面の花を見ることができた。ちゃんと数えようとしたけど、途中であきらめた。数え切れない程の花数だ。

CLアイスバーグは、誘引した枝の新芽が50cm程伸びて、先端に5〜10個ぐらいの花を付ける。この花の付き方を覚えておくといい。冬、誘引する時に「ここに枝を結わえると、この芽が伸びて、この辺に花が咲くぞ」という姿をイメージしやすいと思う。

2007.06写真 2007.06写真
2007.06 2年目の開花 2007.06 ラティス一面の花

ただし、雨が降ると花がすぐダメになってしまうのが残念。雨除け栽培ができるといいのだが、無理だよなあ。なので、雨が降りそうになったら、もったいがらずにドンドン切花にして、部屋で楽しむことにしている。

2007.06写真
2007.06 朝露に濡れるアイスバーグ

2007.07 花後の剪定。 
太くてまっすぐなシュートが出てきたので、大切に育てる。このシュートを冬に誘引し、来春また花を咲かせる訳だ。

2007.07写真
2007.07 シュートが出てきた。

CLアイスバーグは、ウドンコ病には強いが黒点病はかかりやすいと思う。アブラムシも良く付く。新芽やつぼみなど柔らかい部分が狙われる。黒点病とアブラムシに無農薬で戦いを挑むべく、木酢液、唐辛子エキス(唐辛子をホワイトリカーにつけた物)、ストチュウ(酢と糖蜜と焼酎を同量混ぜた物)など、あれこれ試したが大した効果なし。

大変なので、もう戦わないことにした。いわゆるほったらかし。黒点病もアブラムシもなるに任せて、ひどくなったら枝ごとバッチン切り落とす。ちょっと荒々しいが、新しい枝が次々に伸びるので心配いらない。

間が、かなりあいて。。。

2008.06 3年目の開花の様子を紹介。
またまた花が増えて、夢であったラティス上空をバラで覆い隠すことができた。ペイビングしたコーナーにイスとテーブルをセット。このイスに腰掛けてバラを見ていると、幸せな気持ちになれる。アイスバーグを植えて良かった。

2008.06写真
2008.06 3年目の開花

ちなみに、右手前(デッキ階段そば)にあるのはCLアイスバーグではなくCLサマースノー。
2007.04にホームセンターで新苗を見つけて衝動買いした。新苗が一年でこんなに花を咲かせるとはビックリ。CLアイスバーグよりも少し小ぶりで、花びらにウェーブがかかっていて優しい感じがする。

CLアイスバーグとCLサマースノーどちらもお勧めです。

2008.06写真 2008.06写真
2008.06 切り取って花束作り 2008.06 CLサマースノー


[クレマチス] 品種名:プリンスチャールズ

2007.04 移植してどうなることかと心配だったが、無事に芽が出てきた。ひと安心。
以前の場所よりも日当たりが良いので、成長もよい。ラティスに葉を絡ませながらどんどん伸びる。移植して正解だった。

2007.04写真
2007.04 芽が伸びる。

2007.07 紫色の花がパカッと咲いた。やっと、花を見ることができた。ここまで長かったねえ。
花はかわいいんだが、ちと遅かった。アイスバーグは、もうほとんど散ってしまったので、「バラとクレマチスの共演」は実現しなかった。

2007.07写真
2007.07 開花

2008.06 翌年になると、こちらも花数が増えてラティス1面を覆うほどになった。咲く時期も早くなり「バラとクレマチスの共演」も達成。また夢がかなった。


02【芝リセット】  2007.09〜2008.05

2年目を迎えた我が家の西洋芝。ついに、ご覧のように悲惨な状態に。。。芝はまばらで、地表面が黒い藻?で覆われてしまった。2006年の秋、三週間ほど海外出張している間に調子が悪くなり、2007年はスプリングフラッシュを味わうこともなかった。

なんとか復活させようと、地表面を削ったり、スパイキングしてたくさん穴をあけてみたが、状態は悪くなる一方。もうこれ以上、汚い芝を見続けるのは辛い。ついに、ママからも「庭をなんとかしろ」と命令が出た。

2007.09写真
2007.09 悲惨な状態に。

なぜ西洋芝がダメになったのか考えた。一番の原因は、「耕土が浅かったから」だと思う。 耕土が浅いため、根が深く張れず地表部分に密集。踏まれて土が固くなり、水はけが悪化。芝が根腐れしたと推測。

芝を全部はがして土作りからやり直すことにした。大変なのでやりたくはないが、再び砕石層との戦いだ。こいつをやっつけないことには、我が家に緑の芝はやってこない。砕石層と戦うのは大変なので、いっそのことウッドデッキにしてしまおうか?とママに提案したら、あえなく却下。庭は芝がいいそうだ。そうだよね。真白な家に緑の芝。これが夢だったんだものね。初心に帰ろう。

2008.01 穴掘り作業開始。
まず、芝をはがして砕石層ギリギリまで掘る。掘った土は再利用する。中心付近は深さ10cmぐらいしか土の部分がないことがわかった。芝は砕石層には根を張ることができないので、かなり窮屈な思いをしていたことだろう。土作りの手を抜いた自分が悪かった。

砕石層は、上からの力には強いが、横からの力には弱い。砕石層の下にスコップを入れて、てこの力を利用してはがす。2か月かかって、ついに穴掘り完了。幅2.8m×奥2.5m×深さ0.35m。我ながら、よく掘ったもんだ。

2008.01写真 2008.03写真
2008.01 穴掘り 2008.03 穴掘りお手伝い

2008.03 今度は、穴埋め作業開始。
まず使える土を戻し、元校長先生からもらった腐葉土を一輪車で9杯投入。ホームセンターで購入した堆肥40リットル10袋をすき込むが、全然足りない。

堆肥を追加で10袋投入。累計800リットル。 EMぼかし一袋、もみがら薫炭一袋も追加。まだ足りない。
野菜の土25リットル入りを9袋と堆肥2袋を投入。累計1075リットル。踏んだらズブズブと沈み、まだ足りない。
10リットル入りの土を70袋投入。累計1775リットルで、やっと穴が埋まった。

しかし、ここで問題発生!
どこかの猫が、庭にうんちをするようになった。 連日。 しかも、特大で。 しかも、とっても臭い。

深さ30cm以上掘り返して新しくした土だ。フカフカでうんちするには、最高なんだろう。。。馬鹿野郎!ここはトイレじゃない。うんちするために、一生懸命穴を掘って何万もの金をかけて土を入れ替えた訳じゃない!なんで猫嫌いの自分が、後始末をしなきゃならんのだ!

ひっ捕まえて、ボコボコにしてやりたい。しかし、猫好きのママは、「後始末は自分がするから、なんとか穏便に」と言う。相手は北朝鮮なみにタチが悪いんだぞ。話し合って分かる相手じゃないんだぞ。そんな融和政策を掲げて我慢していると、連日ミサイル攻撃をしてくるんだぞ。

以下、自分が考えた捕まえる作戦。

1.落とし穴作戦。奴がうんちする場所に落とし穴を掘っておく。→オイオイ、また掘るのかよ。。。却下。

2.捕獲器作戦。捕獲器を購入し、仕掛ける。トイレに来た奴をエサでつって、食べた瞬間にガチャンと扉が閉まる。オー、ブラボー。しかし、こんなにうまく行くか?そもそも、捕獲器って売ってるか?

3.友達の振り作戦。実は大嫌いだけど、大好きな振りをして毎日ごはんをあげて手なづける。いい子、いい子。ゴロニャン。よし、捕獲。。。無理。時間がかかり過ぎだろ。

どれも無理っぽい。冷静に考えてみると猫を捕まえるのは難しいので、何とかうんちされないようにする方法を考えた。

寒冷紗を買ってきて、庭一面を覆うことにした。これが効果テキメン。その後、一切うんち攻撃を受けることがなくなった。お困りの方、お試しあれ。

2008.05 穴掘りついでに、庭のレイアウトも少し変更。ボーダーガーデンの手入れがしやすいようにペイビングを追加し、さっさと種まき。種は前回同様、雪印種苗から購入。

2008.05写真 2008.05写真
ペイビングと寒冷紗 種まき

で、そこまでやって効果あったのか?

・・・・・

答えたくない。 だって今、タイにいる。


「庭と芝20」おしまい。

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