02-32

工事内容26

工事内容26-浄化槽設置〜配管工事

00【登場人物】
01【浄化槽設置】
02【配管工事】

00【登場人物】

ウェルズホーム 菅原君 監理担当

01【浄化槽設置】  2005.01

2日がかりで浄化槽が設置された。初日に穴掘りと基礎工事。2日目に浄化槽の埋設工事を行った。残念ながら工事に立ち会うことが出来なかったので、詳細を書けない。写真も夜の撮影なのでイマイチだがご容赦を。菅原君から聞いた話を中心に書く。

浄化槽は5人槽で、幅1m×長さ2.3m×高さ1.6mもある。これが入る大きな穴を掘り、穴の底面と建物側の壁にコンクリートを打ってある。通常は底面だけらしいが郡山市は設置に関してうるさい(厳しい)ので、壁の部分にもコンクリートを打って土留めしてある。左手に建物があり、その重さが地盤にかかるので補強する訳だ。
また、浄化槽はカーポートの下になるため車が乗っても壊れないように、穴の四隅にφ150mmの鉄筋コンクリートの支柱を立てて補強する。

浄化槽写真 浄化槽穴写真
浄化槽 浄化槽を埋める穴

次の日、浄化槽が埋められた。4本の支柱部分には、地面から下の部分にコンクリートを打っている。この後、上部に伸びた鉄筋を地面から横に折り曲げ、蓋の周りに再びコンクリートを打つそうだ。

浄化槽埋設写真 支柱写真
浄化槽の埋設 4隅の支柱

02【配管工事】  2005.01

給排水の配管工事が行われた。まずは給水管工事から。東側道路から敷地内までの水道管の引き込み工事は終わっているので(工事内容16参照)、止水栓から建物内へ配管すればよい。公庫仕様書P129によると土かぶり300mm以上必要だが、GLから600mm以上深く掘ってあり問題なし。
郡山市は凍結深度の規定がないそうなのでこれで心配いらないが、もっと寒い地域では埋設深さに注意。凍って破裂したら大変よ。

給水管写真
給水管の埋設

次に排水管工事。トイレ、洗面、洗濯、風呂、台所から浄化槽までと、浄化槽からU字溝まで配管する必要がある。配管が合流する場所、曲がる場所には全てますが付いていることを確認。

トイレから風呂写真 風呂、台所写真
トイレから風呂へ 風呂、台所から浄化槽へ

さて、心配していた浄化槽からU字溝への配管(プラン打合せ参照)だが、菅原君と設備屋さんで色々と検討した結果、
「自分が書いた図面を設備屋さんに渡し、その通りに工事を行う」と聞いていた。

しかし、現場を見てみると自分が書いた図面通りじゃない。もろにカーポートの柱とぶつかる位置に配管してあった。もう、あれほど菅原君に確認したのに。。。
写真左の緑色の線がカーポートの柱が立つ予定地。黄色の点線が配管してあった位置。図面指示よりも50cmほど浄化槽に寄って配管してあった。
作業者に聞くと、図面は見たそうだが理解していなかったので、もう一度図面を見せて配管をやり直してもらった。
「現場は伝言ゲームみたいなもん。よくあることだ。」と自分に言い聞かせる。もう、このぐらいで怒ったりしない。現場に行ってよかった。

修正後、U字溝の底から放流管の底までの高さを確認すると、50mmだった。設計通り。
また、間違えて穴をあけた部分はセメントでふさいだ。

浄化槽配管 U字溝と放流管
浄化槽からU字溝への配管 U字溝と放流管

雨水配管は、たてどいが地中に入る(写真赤丸)部分は接着しないで受けるだけにしてもらった。理由は簡単。落ち葉対策だ。
こうしておけば落ち葉が詰まった時に、たてどいを分解して掃除することができる。
雨水は、雨水ますを経由してU字溝に排水される。

たてどい写真
たてどいの接続

「工事内容26」おしまい。

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