02-37

工事内容31

工事内容31-外構工事3〜竣工

00【登場人物】
01【外構工事3】
02【竣工】

00【登場人物】

ウェルズホーム 菅原君 監理担当
成田君 営業担当
株式会社桑名 桑名さん 外構屋さん
和同商事 安達さん 不動産屋さん

01【外構工事3】  2005.02

アプローチの両脇にレンガが積まれアプローチの形がはっきりとした。曲がり具合はイメージ通り。高低差もちょうどいいだろう。庭には山砂が入れられた。
門柱(左)前の花壇、電柱横の花壇も完成し、レンガ積み作業終了。結局一度もレンガ積み作業を見れなかった。残念。

また敷地南側に化粧ブロックが積まれた。通路の勾配に合わせ、奥から手前に1〜3段で設置してある。

アプローチレンガ写真 化粧ブロック写真
アプローチ両脇のレンガ 敷地南側の化粧ブロック

ところが、ここで問題発生。現在、我が家の西隣の土地に和同商事さんが建売を建築中なのだが、敷地南側の通路部分の土を現状よりも10〜15cmぐらいすき取って低くすることが判明。
もちろん土地をどのように利用しようと自由なのだが、土をすき取るとせっかく設置した化粧ブロックの基礎部分や土が丸見えになってしまい相当みっともないことになる。下図参照。

化粧ブロックの図
お隣との関係と化粧ブロックの様子

前もって安達さんに「通路をどのように使うつもりなのか」電話で聞いてはいたが、簡単にしか確認していなかった。う〜ん、どうしよう。
安達さんと隣の現場監督さんに来てもらい、桑名さんと4名で相談した。
安達さんも責任を感じて「まだ手付かずの西側は、和同商事さん負担で我が家と同じ化粧ブロックを積む」と言ってくれた。
南側は、残念だが全部取り壊してやり直すことに。桑名さんも「取り壊し費用は負担する」と言ってくれたが、余計な出費となってしまった。自分の確認の甘さを痛感。最初から数字できっちり確認すべきだった。
現場監督さんから桑名さんにGLがいくらになるのか数字で教えてもらうようお願いして打合せを終了。

お隣さんとの境界については、きちんと打合せしてから工事することをお勧めする。

後日、アプローチのコンクリートが打設された。打設前に砕石を敷いてΦ2.6mm@100mmの鉄筋を設置してある。コンクリートの打設厚さは100mm。
打設後、百均で買って施主支給した黒石で「犬の足跡」のような模様を付けてもらったので紹介する。
まず、石に白い接着剤を付けてコンクリートに埋め込む。寒い時期なのでヒーターをかけて暖め、ある程度硬化してきたらコテで表面を押え、最後にハケで仕上げる。

接着剤の塗布写真 埋め込み写真
接着剤の塗布 埋め込み
押さえ写真 ハケ仕上げ写真
コテで押さえ ハケで仕上げ

安くてかわいい仕上がりに満足している。ワンちゃん好きの方、お勧め。


02【竣工】  2005.02

菅原君と成田君が立会い、機器の取扱説明を受けた。残金は前日に振込済み(資金計画参照)なので、領収書といっしょに玄関の鍵を受け取った。

とうとうできちゃったね。ずっと見守って来ただけに、すごく感慨深いものがある。
でも「やったあ、できたぞ〜、うれしさ爆発!」という訳ではなかった。きれいな我が家はとってもうれしいのだが、家造りが終わるのが悲しいという気持ちもあって何とも複雑な感じだった。たぶん自分は変です(笑)。
プラモデルを作ったことがある人なら、この気持ちを少しは理解してもらえるかも。製作中は楽しいのだが、できちゃうとただ飾るだけみたいな。。。

まあ、それだけ家造りが楽しかったということだ。まだ自分たちの家という実感がないから、そんな風に思うのかも知れない。安心して暮らせる家になっていることは十分確認しているし、暮らし始めればもっと喜びを感じるようになると思う。明るく楽しい毎日が続きますように。

それでは竣工した我が家を写真で紹介するので、見てやって下さい。
リビング(10畳)・・・どうしても付けたかった吹抜けと塗り壁。3連窓も気に入ってます。和室(6畳)・・・リビングと続き。3枚引き戸で仕切ることも可。

リビング写真 和室写真
リビング(和室から撮影) 和室(リビングから撮影)

ダイニング(4.5畳)・・・愛車を見ながら飯を食うぞ。キッチン(3.5畳)・・・I型対面式、IHと食洗機も完備。

ダイニング写真 キッチン写真
ダイニング キッチン

2階吹き抜けの手すり部分のたて穴。影になってて分かりにくいけど、アドニスね。期待通りのパフォーマンス!

吹き抜け写真 吹き抜け写真
吹き抜けの手すり(1階から撮影) 吹き抜けの手すり(2階から撮影)

最後に、これまでを振り返って思うことを述べる。
欠陥住宅を特集したテレビ番組、大手ハウスメーカーと裁判になっている方のホームページ、他社の構造見学会で実際に見た土台からはみ出たアンカーボルトなど、周りには自分たちを不安にさせる情報があふれていた。当然、「我が家は大丈夫だろうか?」という気持ちが建築前にはあった。

しかし、そんな心配は取り越し苦労だった。家造りを通して、自分の仕事に誇りをもっているマジメな職人さんにいっぱい出会えた。
「ここはあの職人さんの仕事だ」とか「ここは苦労して作業していたなあ」などと、職人さんの顔を思い浮かべながらこの家に住むことができる自分たちは、とっても幸せだと思う。改めて、家は人で作られるというのを実感した。

でも、人がやることなので手抜きじゃなくても失敗や、ささいな意見の食い違いはどうしたってある。その時にハウスメーカーがどう対応してくれるかで、自分たちの不安や不満が解消されるか、あるいは不信や怒りとなるかが決まると思う。
我が家でも色々とトラブルはあったが、ウェルズホームさんの対応が良かったので大きな問題になることはなかった。不安や不満なんかよりも喜びや驚きの方が圧倒的に大きく、家造りが楽しくて楽しくてしょうがなかった。こんなにも楽しく、こうして無事に引き渡しを受けることができたのは、本当に周りの人に恵まれたからだと思う。

我が家に携わってくれた全ての人に感謝します。本当にありがとうございました。


おまけ。これから家を建てようと思っている方に一言だけアドバイス。

「現場に行こう。そして職人さんとドンドン話しをしよう。」絶対にいいことがあるから。

(追記) 2005.04
さらにおまけ。現場に行こうのページを追加したので、ご覧下さい。


「工事内容31」おしまい。

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